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三寒四温

2018/03/15

カテゴリー:

人材育成の種

厳しい寒さもようやく緩みはじめ、春の訪れを感じる季節となりました。寒さが続く中に温かさを感じる日があり、また寒さが戻りながらも、徐々に温かい日が増えていく。この三寒四温の季節は明るい兆しを感じるようで、個人的には好きな季節です。また、人材育成も三寒四温と同じだと最近よく感じます。出来そうで出来なくて、出来ない中にも少しずつ出来ることが増えていく。成長の兆しを感じた時は、本当に嬉しい瞬間ですね。

そんな人材育成ですが、短期間で目に見える成果を出せそうなことに関心が高くなってしまうのは、メンバーはもとより育成を担当する私たちにもよくある話です。昨日出来なかったことが今日出来ると確かに嬉しいことではありますが、少し見方を変えてみると、やり方で習得出来るものは、時間さえあれば誰でも習得できるものだとも言えます。

育成に関わる私たちが、どうしてもメンバーに伝えたいもの。それは表面的なやり方というより、言葉で表しづらいもの、目に見えないコトが多いのではないでしょうか。心構えや想い、ちょっとした所作や配慮など、徐々に身に付けて欲しいものほど変化が見えづらいことから、つい後回しにしがちです。こうしたものは、一朝一夕では成長を感じにくい程の微差だったりします。この微差を受け容れる勇気を、メンバーもそうですが私たちが持てるかどうか。毎日バケツに一滴の水を垂らしていくような育成はすぐに変化は感じられず、諦めたくなる時もあるかもしれませんが、この微差を積み重ねることでしか、その先の大差に繋がらないのは、私たちが一番よく知っています。

長い冬だと思うと辛いかもしれません。しかし、たとえ百寒百一温だったとしても、私たちがメンバーを信じて待てるかどうか。そして微差を積み重ねた人のみぞ知る大差を、メンバーに感じて貰えるかどうか日々試されていると感じます。(代表取締役 高橋智仁)

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